先月までTV放送され衝撃のラストを迎えたアニメ『ゲッターロボ アーク』。
予約していたBlu-rayの第1巻が本日無事に届いたので
さっそく開封してみました。
TV放送・配信版との細かな比較に関しては
自分のPCにBlu-rayドライブがついていないこともあって
細かく比べることが出来ない環境(居間で観るしかない)なんですが
オープニングの静止画部分のような「もし直っていれば一目で分かるところ」は
少なくともそのままっぽかったですね。
オーディオコメンタリーでOP曲のオファーをした際の話が出てきていたんですが
スケジュール的に当時の現場はかなり混乱していたようですし
オープニング映像に不自然な部分があったのは
単なる予算以上にそこらへんの都合があったのかなあ、とも思ったり。
オープニングの一連の静止画シーンは作画以上にコンテの問題というか
曲と映像のタイミングを調整する時間がなくて数秒間の静止画が入り込んでしまった、
みたいな感じもありましたし。
そして今回のBlu-rayには特典として
サウンドトラックCDやブックレットがついているんですが
こちらが予想以上に良かったですね。
サントラは38曲とたっぷりでEDの「DRAGON 2021」もしっかりとフルバージョンで収録、
またブックレットは公式HPの内容に毛が生えたものくらいかなあ、と思っていたんですが
原作漫画との違いにスポットを当てたコラムや絵コンテの紹介、
更に永井豪先生や中島かずき氏などのインタビュー、と読み応えがある内容になっており
「おまけの小冊子」ではなく「ビジュアルファンブックの縮刷版」のような豪華さでした。
声優の石川英郎氏(流竜馬)と内田直哉氏(神隼人)の対談などは
「過去のOVAがごっちゃになっちゃってる内田氏に随時ツッコミを入れる石川氏」が
まるで漫才のようで読んでいて思わず笑っちゃいましたし
中島かずき氏の「『虚無戦記』と『ゲッターロボ・サーガ』を繋げてしまったら
世界の広がりがなくなってしまう」との言説は非常に嬉しかったところ。
正直『真説 魔獣戦線』で時天空の名前が出てきてからは
最強キャラ議論などを含めて「読んだことないけど時天空が最強なんでしょ」と
ネット上で一人歩きを始めてしまったというか
『真説』終盤のアレやアレがラ=グースやゲッターのことだというのが
まるで公式設定のように語られているのに正直モヤモヤするものを抱えていたんですが
そのあたりをスパッとぶった斬ってくれた感じがしてすごくスッキリしましたね。
そんなわけでサントラやブックレットの内容が予想以上に充実しており
2巻以降が俄然楽しみになってきたアニメ『ゲッターロボ アーク』のBlu-ray。
これからも11月発売予定の第2巻、12月発売予定の第3巻(最終巻)と続いていくわけですが
自分はいろいろ悩んだ末に店舗特典が一切付かない楽天ブックスで購入することにしました。
もちろんオフィシャルショップの限定豪華版は魅力ではあったんですが
通常版(特装限定版)にしたのは
まあぶっちゃけお金がなかったからというか予算の関係ですね。
自分が楽天ブックスで予約した時の値段が11011円、
それにポイント還元を考慮すれば実売価格は1巻あたり約10000円になりますから
そういった値引きが一切ないオフィシャルショップ版(3巻セットで49500円)とは
最終的に約20000円の違いになってしまうんですよ。
超合金魂のゲッターアークを買ってもお釣りがきますよ。
そんなこんなで豪華版の特典に後ろ髪を引かれながらも
さすがに20000円も違いが出てしまうとなあ、と今回は豪華版は見送りにした次第なのです。