「RPGメーカー」で使われている各種素材の規格は次のようになっている。
・歩行グラフィック(CharSet)
256色BMP/640*96
・乗り物グラフィック(CharSet)
256色BMP/640*96
・大型エネミーグラフィック(Monster)
256色BMP/256*256
・小型エネミーグラフィック(Monster)
256色BMP/128*128
・地形グラフィックセット(ChipSet)
256色BMP/320*768
・アクションポイントグラフィックセット(CharSet)
256色BMP/640*192
・背景グラフィック(Panorama)
256色BMP/640*480
・汎用グラフィック(Picture)
256色BMP/サイズ自由
・BGM(Music)
MIDI
・効果音(Sound)
WAVE
※()はRPGツクールに対応させた時のフォルダ名。
いろいろと不満点の多い「RPGメーカー」だけれど
その素材に関しては質・量ともに素晴らしいの一言。
特にフロントビュー主体のツクールではなかなか揃えられない
サイドビュー対応のモンスターグラフィックが
150種(色違い・差分含む)もあるのはすごいところ。
全ての画像素材が加工しやすい無圧縮BMPということで
ツクールシリーズへの流用も簡単…なんだけど。(後述)
更に音楽素材も100曲近くあり、その全てがDante98から2000、最新のVXまで
多くのツクールシリーズの音楽を手がけてきた北神陽太氏の作曲とあって質も折り紙付き。
ちなみに氏のホームページにあった作品リストを拝見したところ
しっかりと「RPGメーカー」の文字が。
よかった…RPGメーカーは黒歴史じゃなかったんだ…!
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(後述)
しかしながら以前の記事に書いたような規約があり
「RPGメーカー」の素材やゲームデータは一切の配布を禁止されているのだった。
まあ当時のネット環境では数百キロバイトのデータが「大容量」だったし
こんな時代になるとは想定してなかったからこその規約という感じだなあ、と。