石ノ森章太郎/村枝賢一 「新仮面ライダーSPIRITS 12巻」 感想

バダンとデルザー軍団の対立が決定的となり
三つ巴の様相を見せてきた『新仮面ライダーSPIRITS』の第12巻。

今回も前巻に引き続いてしずか(クローン)と村雨の関係が中心となる展開。
同じようにバダンによって生み出されたコピーである
モグラ獣人の存在がキーポイントとなっていたり
「村雨がアマゾンを尊敬している」という
これまでのストーリーの積み重ねがあったりと
このあたりは思わず唸ってしまう巧い展開。

また「村雨=スサノオ」と「しずか=アマテラス」が姉弟、と
しっかりと元ネタの日本神話を踏襲した関係になっているのも気になるところ。
ツクヨミは……まあ元ネタでもほとんど記載がないし仕方ないね!

そして回想では銀のドクロ絡みで第1部のXキックのシーンが登場。
うーん懐かしい。もう十数年前の話だよこれ!

というわけでバダンの再生怪人たちもシルエットで登場し
一大決戦への舞台が整った感じもする『新仮面ライダーSPIRITS』。
ただ個人的にずっと気になっているのが
「古き神の僕」と呼ばれる重要ポジションにまでなったデルザー軍団のしぶとさ。
とにかく異常なほどの強敵として描かれていて数が全然減らないので
「全ての組織を束ねていたはずのバダン」
の株が相対的にどんどん落ちていってしまっている感じ。
デルザーはもうちょっと大胆に片付けちゃってもいい気もするなあ。
滝と協力してやっと盾を壊しただけのスカイさんが泣いてますよ!

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