石ノ森章太郎/村枝賢一 「新仮面ライダーSPIRITS 9巻」 感想

関東を舞台にライダーたちとショッカー、デルザー軍団の戦いが繰り広げられる
『新仮面ライダーSPIRITS』の9巻が発売。

今回の見所は1号ライダーとルリ子さんの再会や浮上する旧ショッカー基地。
以前の2号誕生編なんかもそうだったけど
1号→2号へのバトンタッチや復帰といった細かいところを
しっかりと補完してくれている感じ。
しかしSPIRITSのきりもみシュートはやっぱりド派手な演出で格好いいわ。
要所要所で出てくるしまさに必殺技。

ただここ最近のテンポの悪さはそのままで
ページ数の割には話が全然進んでないなあ、という印象も。
デルザー軍団がインパクトのある強敵とは言え過去に戦った相手なんだし
第1部くらいの勢いで一気に片を付けてしまっても良かったんじゃないかなあ。
いくら何でも2号&スーパー1の連携でトドメを刺しきれないというのは
ちょっと強く描きすぎなんじゃないだろうか。

何かこう最近の「仮面ライダーSPIRITS」全体に言えることなんだけど
過去の敵と苦戦しながらじっくり戦ってるせいで
どうにもライダーたちが弱体化したようにも感じられちゃうんだよね。
微妙にモヤモヤしたところが残ってしまうというか。うーん。

  

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