「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍 第4巻」 感想

魔神化Z=マジンガーZEROによる世界の破滅と奮戦するグレートの活躍が描かれた
『真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍』の4巻が発売。

今回の見所は何と言ってもまさかのグレートの進化形、
グレートマジンカイザーの登場。
あらゆる平行世界=既存のマジンガー作品を知り尽くしているZEROへの対抗手段として
「誰も見たことのない新しいマジンガー」を登場させるというのは
ZEROと読者両方の虚を突くまさに高度なメタフィクション的展開といった感じ。
グレートカイザーの「魔神化Zに対するカウンターとしての存在」という描かれ方は
団龍彦氏の『小説スーパーロボット大戦』を思い起こさせるね。

また気になったのが「魔神化に抗うZ」が完全に自我を持ち甲児に協力していたことと、
魔神化Zが自らを「マジンガーZERO」と呼称していたこと。
以前に十蔵じいちゃんは自我を持ち進化するマジンガーを「真マジンガー」を呼んでいたし
この両者が融合することで初めて本作タイトルの
『真マジンガーZERO』が誕生する、といった形になるんじゃないかなあ、と。

そしてグレートの活躍により再び世界がやり直されたところで次回に続く。
単行本10巻以上をかけて築き上げてきた世界が終わってしまうというのは
やっぱりキツい展開だね。
次回以降は新世界での物語になるみたいだし
ようやくタイトル通りに暗黒大将軍と七大将軍がメインとなる物語になっていくのかな。


小説『スーパーロボット大戦』では兜十蔵博士がデビルマジンガーを開発しており、
その設計図が悪用された時の対抗策として
剣造博士がゴッドマジンガー(デザインはカイザーに酷似)を設計している。

   

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