長谷川裕一 「機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト 5巻」 感想

舞台を地球に移しての戦いが繰り広げられる
「機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト」の単行本5巻が発売。

今回はあまりストーリーが動かずほとんどが戦闘シーンなんだけど
異形のサーカスMSのギミック謎解き要素や
アインラッドの防御力の高さを見せた上でのムラマサ・ブラスターでの破壊など
一つ一つの見せ方が上手いこともあって中だるみせずに一気に読んじゃう感じ。

また4巻までは主人公フォントの苦悩や決意を中心に描いていたのに対して
今回はトビアカーティスやジャック、リア・シュラク隊の面々といった
サブキャラたちにスポットが当たっている印象。
特にジャックは恋人のマーメイドが登場したり
前回斃れたゴードンとの奇妙な友情が明かされたりと主人公的なポジションに大出世。
初登場時はもっとヤバいというか戦闘狂っぽいキャラだったけどずいぶん変わったなあ。

そして個人的に楽しみなのが今後のカーティスの活躍。
これまでずっとハンデを負った戦いを強いられていただけに
ベルの力を受け入れて戦うことを決意した次回以降は
本領発揮とばかりに大暴れしてくれるんじゃないだろうか。
今回は「~鋼鉄の7人」での戦いにも言及されていたし。

しかし嘘をついてジャックに釘を刺したり
シュラク隊のトレスを利用してフォントとベルの邪魔をしたりと
良くも悪くも「ちょっとズルい大人」になっちゃったなあカーティス。
きっと木星で苦労しまくったんだろうね。

ところでフォント&トレスが密着しての2人乗り高速戦闘は
小説版「機動戦士ガンダムF91」のオマージュなのかな。
重さに苦しみながら戦ったり
最後に2人分のGを受けて気絶したりするシチュエーションがそっくりな気がするわ。

  

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