「サイボーグ009 conclusion GOD’S WAR 第10話」 感想

昨年から連載が始まった「サイボーグ009完結編」の漫画もついに10話目に突入。
今回から張々湖が主人公となるエピソードということで
小説版ではP76からP146までのストーリーが展開。

もともと漫画版はページ数の関係もあってか
全体的にダイジェストっぽくなってしまっていた部分が多いけど
今回はいつも以上にバッサリと切っており
道中で少年に慕われるエピソードやテンポのいい中華料理の蘊蓄、
徐福伝説に言及する部分などがまるまる削られているのがちょっと残念なところ。
小説のページ数に換算すると30~40Pくらい消えちゃってるねこれ。
「ケンタッキー・フライド・チキン氏」や「彷徨えるオランダ人」みたいな
捻った表現をなくしたのは
漫画としての分かりやすさ重視で正解だと思うんだけど。

カットされたエピソードは現在にも通ずるチベットやダライ・ラマ問題が中心で
略奪を行う解放軍の様子なんかが描かれたりしているから
どうもここらへんに宗教的・世相的な配慮や
大人の事情を感じてしまう……のは穿ちすぎだろうか。

そんなわけでいつも以上にサクサクと進み
理想郷シャングリ・ラで「神」を見てしまう……
というところまで前編で来てしまったんだけど後半どうなるんだろうこれ。
小説版通りだと神から逃げるだけで終わっちゃうし
いろいろと描写を増やして膨らませていきそうな感じ。

ところで張々湖が男と出会ったのが数年前ってなってるけど
これだと作中の「2010年5月」と時間軸が合わないような気がするなあ。うーん。

   

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