「サイボーグ009 conclusion GOD’S WAR 第6話」 感想
ついに小説版の続きが刊行され
漫画版も1巻の発売が決定した「サイボーグ009完結編」の第6話。
今回からは004、アルベルトが主人公と言うことで
小説版では175Pから201P(文庫版202P~234)にあたるストーリーが展開。
ただ大胆なアレンジがあった前回とは違い
アクションシーンは多めなものの全体的な流れは小説版に忠実といった感じ。
004-アルベルト周りの設定は「ベルリンの壁」「第一世代サイボーグ」などなど
平成版アニメや完結編では時代背景に合わせてかなり変わっていて
(小説版=完結編では完全に21世紀の話になっている)
漫画では小説で多くのページを割いていたそのあたりの回想や説明
(ヒルダの死、サイボーグに改造される経緯)をほとんどカットしているから
余計にあっさりとした印象があるんだろうなあ。
まだまだ前編ということでどうなるか分からないけど。
あと一つ気になったのが
「アタイの村まで送ってよ」と004のトラックに乗り込んだイエレが
村に着いた時には「こんな所まで送ってくれなくても」と
矛盾した台詞を言っているところ。
この心変わりは後の展開への伏線なんだろうけど
はっきりと台詞にしてしまうとちょっと違和感があるなあ、と。
小説版ではそのあたりを上手くごまかした感じになってるし。
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