奈良一平 「ネコあね。 1巻」 感想

数ヶ月前に単行本が出た漫画だけど「これいいよ」と薦められて買ってきた一冊。

いやあ確かに面白いわこれ。
とにかくキャラの配置が完璧というかすごい上手い。
・主人公の少年
・人間になった猫
・一緒に暮らす祖母
・理解力のある友人
とメインキャラの人数は少ないけど
全員の魅力が1巻目にして最大限に引き出されてて完成してるし
各話ごとにある1Pおまけもいい感じ。
早瀬ちゃんかっこいい。あと「姉弟日記」読みたい。

ただそれだけに早くも2巻以降の展開が微妙に不安だったり。
今の雰囲気が好きだから新キャラの追加やテコ入れの新展開で
現状のキャラ配置を掻き回すようなことはしてほしくないなあ、というのが正直なところ。
まあカバーに「彼らの日常を少しでも楽しんでいただけたら幸いです」
という作者メッセージがあるから
変に方向性が変わってしまう心配はしなくていいとは思うんだけど。

ところでタイトルは「ネコあね。」だけど
「人間の姉になった猫」より「主人公のツンデレメガネっぷり」を楽しむ漫画ってことで
いいんだよね? よね!

 

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