安部真弘 「侵略!イカ娘 7巻」 感想

アニメになったりしても変わらない夏の日々が続く
「侵略!イカ娘」の第7巻。
イカ娘という「世間のことをよく知らないキャラ」を主人公にしているから
何でもない日常が面白おかしくなるという点では
あずまきよひこの「よつばと!」なんかと
テーマというかキャラクターの視点的な部分がよく似ている気がするんだよなあ。
季節が夏とかそういう表向きのことは抜いておいて。

特に苦笑してしまうのがイカ娘と近所の子供たちとの関係。
接待サッカーだったり接待凧あげをしたり
ドッジボール対決をしたり接待笹舟レースをしたりと
イカ娘が「お姉さん」的な立ち位置でありながら
実は子供たちのほうがずっと大人だという部分で面白さが生まれている感じ。

6巻に比べて千鶴さんの出番が多かったのも個人的には良かったなあ。
宝くじを燃やす時の大ゴマなんかすごく格好いいね!
そしてアニメは当然のように未放送地域なのだった。

  

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