オオカミさんと七人の仲間たち 第05話 感想

第05話「おおかみさん桃ちゃん先輩と鬼退治に行く」

ある日、風紀委員の桃ちゃん先輩が大神さんたち御伽銀行に
鬼ヶ島高校に乗り込むため協力を依頼してくる。
彼女の言葉通り、最近の鬼ヶ島高校の動向は見逃せないものであり、
その背後には最近交代したという生徒会長の存在があった。
大神さんたちはその新生徒会長の人物を見極めるため、
桃ちゃん先輩や彼女の取り巻きたちと共に殴り込みをかける。
だが、不良たちを蹴散らし遂に相見えたその男は、
過去に大神さんとの因縁を持つ人物であった……。

シリーズを通しての敵になりそうな羊飼の登場、
少しずつ明らかになる大神さんの過去、
大神さんの隣に立つパートナーとして存在が大きくなっていく亮士くん、
とストーリー的にも盛り上がったけど
それ以上に久々に大神さんの格闘シーンが観られただけで満足な第5話。
その他にも精気を抜かれて賢者モード紳士モードの浦島くんや
桃ちゃん先輩のお供の犬・猿・雉の大暴れとか
ここらへんのノリだけの勢い+ドタバタっぷりが面白いんだよなあ。

逆に言えばシリアスな展開がそういうノリを
邪魔するような形で入っちゃってるのがちょっと残念な感じ。
特に「箱庭の中の子供たち~」とかの設定は現時点だと持ってきた意味が分からないなあ。
これまで現実には有り得ないような破天荒な描写をずっと観てきたのに
いきなり「人材を社会に輩出させる~」なんて出てきたから違和感がすごい。
1話からずっと思ってるけどこの辺りのバランスが自分には少し合わない気がする。
街の周りの環境とかは変にはっきりとした設定を出さずに
「細けぇことはいいんだよ!」で強引に乗りきってほしかったなあ、と思ったり。
問答無用に大暴れするだけの完全ギャグ回とかを挟むことは出来ないんだろうか。

どうでもいいけど羊飼は生徒会室に何か置けよ。

Sponsored Link

コメント (0) | トラックバック (0)