機動戦士ガンダムAGE 第41話 華麗なフラム 感想

連邦軍のルナベース奪還作戦に参加しながらも自分の戦い方を貫くキオが描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第41話。

前回に引き続いてキオ自身は犠牲を出さないように戦っているんだけど
現状ではそれが自己満足にしかなっていないのが気になるところ。
「キオが本気で戦わないことによって戦いが長引いている」=
「別の場所では逆に犠牲が増えている」ようにしか見えないわけで
そこらへんの矛盾をどう乗り越えていくのががポイントになっていきそうな感じ。
フリットとの溝もどんどん深まっているし。

そして久しぶりにゼハート側の描写があったのも今回の見所。
サブタイトル通りにゼハートを守ろうと戦うフラムがメインなんだけど
このあたりも少し唐突だなあ、と。
「冷血だと思ってたゼハートの内面を知り惹かれていく」という流れは
もっと丁寧にやっていくべきじゃないだろうか。
「フラムがマジシャンズ8のドールの妹」という世代を越えた立ち位置は上手いだけに
じっくりとゼハート側の動向も見たかった感じ。設定をもっと活かして欲しいわ。

しかしファンネル機って戦闘シーンのバリエーション作るの大変そうだなあ。
端末が全てこなしちゃうから本体は意味なく格好いいポーズをするしかないという。

   

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