Xラウンダーを目指し無断で「ミューセル」を持ち出すアセムの苦悩が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第25話。

人為的に脳領域を広げる「ミューセル」の
強化人間的な危うさを描きたかったっていうのは分かるんだけど
前回ダブルバレットでマジシャンズ8の面々を圧倒していただけに
「Xラウンダーになるってそんなに意味あるの?」と視聴者的には思ってしまったり。
そして余りにも無防備なミューセルの保管方法には思わず苦笑。
もちろんこれギャグのつもりだよね? わざとだよね?

そして本筋ストーリーより気になるオブライト中尉とレミの仲もようやく進展。
空気を読めずに先走ってプロポーズしてしまうオブライトの態度や
メカニックたちの「今のは無いわ……」的な反応など
こういう所々のベタなネタはやけに上手いんだよなあ「ガンダムAGE」。
変に捻ったり背伸びした展開にしないで
もっと正統派のストーリーを見せて欲しいわやっぱり。

そしてやっぱり今回も噛ませ役となったマジシャンズ8。
満を持して登場したXラウンダー部隊とは一体なんだったのか…
これじゃあ「Xラウンダーに拘るアセム」に説得力が生まれないよ!

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

フリットとグルーデックの再会、新パーツとなるガンダムAGE-2ダブルバレットの登場、
そしてラストのグルーデックの死という不幸など
前回はなんだったんだと思ってしまうくらいに
重要イベントが盛り沢山だった「機動戦士ガンダムAGE」の第24話。
あまりにも詰め込みすぎでもうちょっとバランス考えてくれと思ったり。

中でもダブルバレットの戦闘シーンは作画もいいし
BGMも含めてとにかく盛り上がる盛り上がる。
AGE-1のタイタスやスパローは一点特化型だったけど
ダブルバレットは単純に性能をUPさせた上位互換って感じがするなあ。
変形機能がなくなるみたいだけどこの辺りは作中であんまり活かされてないし。
マジシャンズ8の面々が大した描写もなく退場していくのは予想通りだしまあいいや。
そりゃあいきなり8人も出せばこうなるわ。

またグルーデックを殺害したのが
第1部で彼への復讐を誓ったアラベルだというのは素直に上手い流れだと思ったり。
こういう因縁や年代を超えたキャラの絡みや伏線回収があるのは嬉しいなあ。
描写や積み重ねをもっと増やして唐突感をなくしてほしいところだけど。

どうでもいいけど「マジシャンズ8」ってキーボードで打とうとすると
高確率で「マジシャンズレッド」って打ってしまう自分。
字面が似てるから勝手に脳内変換が。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

ヴェイガンに内通する地球圏の企業、テクノソロン社への侵入作戦が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第23話。

前回までの一本筋のあったストーリーとはうって変わって
今回はちょっとした一話完結の話、という雰囲気。
前も思ったけど「ガンダムAGE」はこういう流れが変というか
総力戦の後に何事もなかったようにチマチマした話になってしまうのが
すごい不自然に感じてしまうんだよなあ。
ビッグリング=連邦軍総司令部っていうのも
「本当にそうなの?」と疑問に思ってしまうほどすごい適当な描写だったし。

そんなわけでストーリーとしてはやけにあっさりした感じで
グルーデック艦長の再登場が全てを持っていってしまった今回の第23話。
やっぱり世代を超えたストーリーっていうのが「ガンダムAGE」の特徴だから
このあたりの旧キャラの再登場や新キャラとの絡みをもっと押し出して欲しいなあ、と。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

ヴェイガンによるビッグリング攻略戦が描かれた
「機動戦士ガンダムAGE」の第22話。

何と言っても今回の見所は総力戦の中で再び相見えたフリットとデシルの戦い。
作画も安定してるし第1部からの因縁もあるから
やっぱりこの二人の戦いが入ると盛り上がるなあ。
単純にMSの性能差ではなく
「フリットが戦術で敵を翻弄する」ところを見せてくれたのもいい感じ。

ただそのアオリを受けてしまったのか
アセムやウルフ、そしてマジシャンズ8の面々がおざなりになってしまっていた部分も。
ただでさえアスノ家関連以外の描写が少ないアニメなのに
(正直ディーヴァの乗組員ですら名前と顔が一致してないくらい)
これ以上キャラを増やされてもなあ、という気になってしまうんだよねこれ。
8人もいる意味合いはあるんだろうか。うーん。

突然Xラウンダー部隊と言われても
「名前のあるちょっと強い一般兵」以上の脅威を視聴者にはなかなか感じにくいのが何とも。
この辺りは「ガンダムSEED」のナチュラルとコーディネーターでも思ったことだけど。

   

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  アニメ・漫画, 機動戦士ガンダムAGE

ヴェイガンによるビッグリング攻略戦が迫る中、
自らの資質に悩むアセムの様子が描かれた「機動戦士ガンダムAGE」の第21話。

今回はストーリー的には次回の大規模作戦への「溜め」のような話だったけれど
・Xラウンダーの適性がないことに悩むアセム
・アセムに対して複雑な感情を抱くマックス
・オブライトと整備士のレミの会話
・アセム同様に偉大な父を持ちつつもそれを受け入れているロディ
・アセムがゼハートと会話をしたことを羨むロマリー
などなど前回に引き続いて各キャラにきちんとスポットが当たっていた印象。
特に前回、Xラウンダーの優位性をゼハートとの戦闘で見せ付けておいて
今回でその適性がないことを突きつける、という流れは上手いなあ、と。
恐らく連邦内でXラウンダー研究が盛んになったのはフリットのおかげだろうし
アセムがそのあたりを克服していくのが
そのまま父親超えになることになるんだろうなあ。

またシミュレーションという形ながら
アセムVSフリットという夢のカードが実現するなどの見せ場もあるし
20~21話はこれまでと違ってキャラの描写が丁寧になっていて観やすい感じ。
マックスやオブライトの話はもっと早めに出しておいたほうが良かった気もするけど。

ただ一つ気になったのがシミュレータで交戦したAGE-1が
「コウモリ退治戦役」当時のものと言われていたこと。
確か今のAGE-1は中身フルチューンで性能大幅アップしてるって設定だし
旧世代のAGE-1はゼイドラやAGE-2と比べてかなりのロースペックのはずなんだけど。

   

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