宇河弘樹 「猫瞽女 -ネコゴゼ- 3巻」 感想

明かされる夜梅姐さんの過去、真実を知り彼女の元を去る鶯、
そしてついに動き出す仇敵「二本尾っぽ」と
クライマックスに向けて話が加速していく『猫瞽女』の単行本第3巻が発売。

というわけで前巻から続く温泉街・博打エピソードが終わり
ストーリー的にもここで一息……付く間も無く
一気に次巻完結に向けて動き出した感じのする今回の『猫瞽女』。

全4巻として俯瞰してみると
分かりやすく起承転結の「転」に来ているんだけど
帰りの鉄道の中での唐突な再会、というのは
あまりにも話が都合良く進みすぎて戸惑いを感じたのが正直なところ。
個人的にはもうちょっとワンクッション置いてほしかったというか
本筋と関係ないような一話完結の寄り道エピソードを
もっと読みたかったなあ、と。

そして血塗られた夜梅の過去に絡めて
夜梅と鶯の信頼関係が……というのが今回のストーリーのメイン。
「眼球が家族の絆でもあり一種の枷にもなっている」というのは
奇しくも宇河先生の前作『朝霧の巫女』とも
共通している部分のような気がしますね。

何はともあれこの手の「二人の信頼関係に亀裂が入る展開」は
コンビ物ではある意味お約束のようなものだし
次回はスカッとする和解からの大逆転を見せてほしいです。

そんなこんなで次巻で堂々完結となる『猫瞽女』。
予告の見開きページからは一大決戦の雰囲気が漂ってきていますし
クライマックスに相応しい問答無用の大暴れを期待したいなあ、と。

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