牛木義隆 「夢喰いメリー 9巻」 感想

「夢喰いメリー」の半年ぶりの新刊となる9巻が発売。
月刊連載としては普通なんだけど
アニメ放送時の発刊ペースが速かったからずいぶんと久しぶりに感じるなあ。

今回はクリオネの離反、彼女から語られる真実、
そして最後の休息からエルクレスとの決戦開幕と
クライマックスに向けて展開が一気に加速している感じ。
特にそれぞれのキャラの決意が淡々と描かれた第50話「悪夢薄明」は
まさに「嵐の前の静けさ」な雰囲気。
この手の演出はベタだけどやっぱり盛り上がるね。

そしてすっかり「頼れる兄貴分+いじられキャラ」が
定着したジョンが大ピンチ……というところで次回に続く。

そんなこんなでこのまま行けば次巻で完結のような気もしてくるけど
気になるのは今回全く姿を見せなかった白儀くんの動向。
夢路の過去や秘密と合わせて彼が最後の鍵になってることは間違いなさそうだけど
さすがにここまで「さあ決戦だ」オーラを出しておいて
「実はまだまだ続くよ!」ってのはないだろうしどうなることやら。
まさか幻界編か? 幻界編が始まるとでも言うのか?

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