要素的なもの。

「輝石少女」はもともと公開を想定していなかった作品なので
いつにも増して悪ノリがひどいとかおまけシナリオが完全にパクリだとか
いろいろと勢いだけで突っ走ってる部分があるけれど、
それ以外にも「弾丸~」以後の自作品ではあえて削っている要素がある、という話。

それは「○○王国」とか「国王○○」といった正統派ファンタジー的な部分。
実はこれらの要素は「弾丸~」以後の作品では意図的に削っている。
王都にまで行っておきながら最終決戦まで城に一歩も入ることのない下図がいい例。
結局最後まで行く必要は無し。
これには城のマップが面倒臭いとかイベントエターなったとかの他に
・国単位の壮大な話は自分には出来ない
・そもそもマクロな話にはしたくない
という考えがあったため。
そういう要素に真っ向から突っ込んでいるのが「輝石少女」なわけで、
その結果として黒幕は超正統派に魔王なのだった。

ちなみに「弾丸~」の自分内テーマは「史上最大の姉妹喧嘩」。
「夢幻~」は「クラスメイトに挨拶が出来るようになる話」


「機動武闘伝Gガンダム」の今川監督はGガンのテーマを
「カタブツ男が告白出来るようになるラブストーリー」とインタビュー等で
言っていた記憶があるけど、実はそれをかなり意識してたりする。

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