HEROMAN(ヒーローマン) 第02話 エンカウンター 感想
というわけで第1話においてヒーローマンと衝撃の出会いを果たした
ジョジョもといジョーイ・ジョーンズ。
で、今回は悩むジョーイの前にとうとう侵略者が姿を見せるという話。
いやあいいなあこれ。否が応でも燃える展開。
何よりも拳一つで戦うヒーローマンの圧倒的な強さ。
決めポーズまでしっかりやってくれたのは素直に嬉しい。仁王立ち素敵すぎる。
ヒーローマンの格ゲーとか出たらすぐに予約するね絶対。
異星人にぐりぐりコンボ決めたい。
それと構成。第1話に続いてお約束だけどとても上手い。
Aパートでじっくりジョーイの悩みを見せてるから、
Bパートの自分の意思でリナや教授を助けようとするジョーイが格好いい格好いい。
あともう一つ、サイの「一晩寝れば夢から覚める」と、
ウィルの「夢でも見てるんだろうか」というセリフ。
「夢」という言葉を被らせたのはたぶん意図的なんだろうなあ。
第2話はそれまで「夢」としか思えなかったことが「現実」として降りかかってくる話なわけで、
それを考えると今回までが実質的なプロローグなのかもしれない。
ちょっと気になるのはジョーイの悩みが敵の襲来でなし崩し的に解消されてしまった所。
言わばヒーローマン(+ジョーイ)は敵が存在したからヒーローになれたわけで、
果たして侵略者を倒した後もヒーローマンとジョーイはヒーローでいられるのか?
まあそこらへんはエンタメ的にあまり踏み込んでほしくなかったりするんだけど。
それにしてもギャグっぽい人や車の飛ばされ方とか
コミカルな流れの中でやってることはかなり残酷な異星人とか
全体的に漂うB級な雰囲気が「マーズ・アタック!」を思い出すなあ。
あれも気弱な青年が最後に大統領の娘とくっつくという
微妙に似てるシチュエーションだし。
ちなみに「マーズ・アタック!」は大好き。
ハリウッドでは珍しく群像劇をやり切った希有な作品だと思うわ。
ということで祖母が聞いてる音楽が決め手になる「マーズ・アタック!」的展開を
無い無いと思いながら期待しつつTo Be Continued。
タイトルや次回予告のロゴ格好いいなあ。TFとかキンゲとか思い出しちゃうけどね!