HEROMAN(ヒーローマン) 第01話 ビギニング 感想
ちょっと気になるな…
→テレ東系のみかよ!これが地域格差か
→無料配信してるよイヤッホォ!
の流れで第1話視聴。
いやあ面白かった。
ヒーローマンとの出会い、力の発現、
アメリカ田舎町での生活というミクロな部分と宇宙規模の戦いを予感させるマクロな部分。
その全てが入っててアニメの第1話としては理想的なんじゃないか。
何よりヒーローマンに「重量感」があるのがいい。
走るだけでカッコいいメカってそうそう無いと思うわ。
それにしても主人公かわいいなあ。もうサイと付き合っちまえよ!
フルネームがジョーイ・ジョーンズということでジョジョと呼ぶことにしよう。
というわけで真マジンガー以来久しぶりに視聴決定なアニメに。
そう言えばあっちも無料配信で全話見たんだよなあ。時間に縛られないのは嬉しい限り。
で、以下はちょっと穿った見方で。
今回気になったのは次回予告の「力を得た者の責務」というフレーズ。
多かれ少なかれアニメの主人公には「責任」が付きまとうけど
恐らくジョーイの場合はそれが特に大きい。
それはヒーローマンが元々は「市販の玩具」であり、「雷」によって変化したという所。
そしてアイキャッチ前の描写からその雷は恐らく「敵側が発したエネルギー」。
つまりヒーローマンは敵のテクノロジーの産物であり、
いつ地球の敵に回ってもおかしくない、そんな危険性を孕んでいるんじゃないだろうか。
(今回ジョーイを守ったのも無意識的に操者を守ったのに過ぎないだろうし)。
そういった意味では「神や悪魔にもなれる」マジンガーZや
「善いも悪いもリモコン次第」の鉄人よりヤバい存在。
「ヤマトタケル」の魔空戦神スサノオなんかが近いかもしれない。
あっちも「怒り」や「憎しみ」というタケルの負のエネルギーに一番強く呼応してたわけだし、
「学校で余り評判の良くない」と大人に言われるようなジョーイが
負の部分を暴発させてしまう可能性は十分にあるかと。
まあそうしたことも考えると本作が「ジョーイの成長物語」であることは間違いないわけで。
映画スパイダーマンみたいに天狗になったジョーイが間接的に祖母を殺してしまう
(あるいは怪我をさせてしまう)なんて展開はありそうだなあ。