セイクリッドセブン 第02話 ルリ色の絆 感想

『そうか……俺は石になればいいのか。』

第1話に続いて非常にテンポの良い展開を見せてくれた
「セイクリッドセブン」の第2話。
・セイクリッドセブンが持つ力や悪石と良石の違いについて
・アルマと若菜の出会った時の出来事
・ルリが悪石たちと戦う理由
・過去に出会っていたアルマとルリ

などなど普通のアニメなら中盤以降に明かされるような数々の謎を
ぽんぽんと説明してくれるからすごい展開が早く感じるなあ。
最近は変に引っ張って肩すかし、的なものも多いからこういうのは嬉しいね。
1クールアニメで中だるみとかしないよなあ…と
逆に不安になってしまうくらいがちょうどいいと思うんだ。うん。

また今回もギャグとシリアスが入り混じった展開が多く
特にルリが飛行機を飛び出してから「今必要なのはパラシュートだ!」までの
一連の流れは大爆笑。どこの洋画コメディだよこれ。
登場人物がみんな大真面にやってるからこそ生まれる面白さ、という感じ。
その後の空中戦も敵が巨大なこともあり
怪獣映画的なダイナミックな構図でしっかりと見せてくれて大満足。
ボードに乗る主人公と言うことで
「交響詩篇エウレカセブン」や「Get Ride! アムドライバー」なんかをちょっと思い出すね。
それにしてもセイクリッドセブンの力は万能だなあ。
第2話にしてここまで万能だと今後がいろんな意味で楽しみだ。

また今回の説明で一つ気になったのが
鬼瓦や源義経にも影響を与えたという「過去に飛来したセイクリッドセブン」の話。
このあたりが単なる設定で終わるのか本筋に大きく関わってくるのか
はたまたあざといメディアミックス展開のために取っておいているのかは謎だけど
アルマが赤鬼のイメージで描かれてて
第1話の敵がメドゥーサ、第2話の敵がアメリカから襲来ということで
日本妖怪VS西洋妖怪みたいな構図に持っていくのかもなあ、と思ったり。

そして「OP映像にあった感嘆符の視覚化=実は鬼瓦の力」などのように
単なる演出だと思ってた部分にはっきりとした理屈が付けられているのには素直に感心。
作品テーマに深く関わってきそうなアルマと若菜の回想なんかもだけど
大胆な部分と繊細な部分のバランスがすごい取れてるアニメ、といった印象。
いやあ本当にテンポ良くて面白いわ。

ところでサブタイトルが公式サイトだと「瑠璃色のキズナ」で
本編中の記載だと「ルリ色の絆」になってるんだけどどっちだよ!
ここは大事なところだよ! 記事タイトル書く時に困るんだよマジで!

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