長谷川裕一 「ゴッドバード 1巻」 感想
いやあやっぱり面白いなあ長谷川漫画。
どんな作品でも「長谷川節」になるのはまあ置いておいて
ロボット系のアンソロの仕事が多いせいでクロスオーバーなどに目が行ってしまうけど
〝勇者ライディーンの正統続編〟と見る以外に〝一つのロボット漫画〟としても
純粋に楽しめるのはさすがという感じ。
妖魔帝国や異星人との戦いが過去のものになってて主人公は最初知らない、
という設定は「ゲッターロボ號」で恐竜帝国や流竜馬が再登場した時のような興奮があるし
雑誌連載は読んでなかったけど予想以上に楽しいわこれ。
そしてライディーンだけでなく「コン・バトラーV」「ボルテスⅤ」「ダイモス」も登場する
まさに長浜ロボ大決戦ということでやっぱり気になるのは
長谷川氏の過去作品「超電磁大戦ビクトリーファイブ」との関連性。
今回の1巻でも〝外宇宙に行ったマグネバード〟という設定や
一コマだけ〝チリ〟らしき少女が登場していたりと
ビクトリーファイブの1部~2部の間と考えると結構しっくり来る気もするんだよなあ。
〝ワープ時の別次元〟などビクトリーファイブ2部の「ダルタニアス」登場を
意識させる台詞もあったしダルタニアスが今後登場するかどうかが
いろいろな意味で気になったり。
ところで主人公がデコピンされるシーンは今後絶対にあると思うんだ。
女性主人公やヒロインがデコピンされるシーンが異様に多いよね長谷川漫画。