清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第16話」 感想

見知った人間のクローンを人質にして迫る不進化体に対し
武蔵が悲痛な覚悟で挑む『ゲッターロボ DEVOLUTION』の第16話。

というわけで今回の見所は
圧倒的な強さで不進化体を破壊する武蔵のゲッター3の戦いっぷり。
重量感あふれるタコ殴りの描写は
「まさにゲッター3!」的な迫力があって大満足。

ただ葛藤~勝利の流れがあまりにもあっさりしているというか
予定調和すぎたのが気になってしまったところ。
特に隼人はこのシチュエーションで躊躇うようなキャラじゃないと思うし
「とりあえず話の都合として悩んでおけ」みたいな違和感があるなあ、と。
「人質になっているのは本人では無くあくまでもクローン」という設定が
更にモヤモヤ感を加速させてしまっている感じ。
武蔵の謎も「次回で説明するよ」で終わらせるんじゃなくて
不進化体との戦いを次回まで引っ張りつつ
謎を明かしながら敵を倒す……みたいなほうが
リアルタイム的な迫力が出たんじゃないかなあ、と思ったり。

そんなこんなで次は説明回、といった感じで次回に続く。
前回の引きから期待していた話の進み方が悪い意味であっさりだったり
月刊連載なのにページ数が少なかったりと
いろいろ不満はあるけれど
単行本でまとめて読むとまた印象は変わるのかなあ、と。

「武蔵を演じなければいけない」というのは
てっきり平行世界のことを指しているのかと思ってたけど
どうもそれ以外の部分もあるみたいだし
そのあたりの謎をどう持ってくるのかは非常に楽しみです。はい。

  

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清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第15話」 感想

武蔵を中心とした新エピソードが開幕、といった感じの
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第15話。

というわけで今回は前回の戦いで活躍することが出来ず
自らの立ち位置に悩む武蔵から話が展開。

『DEVOLUTION』の特徴的な設定の1つとして
「武蔵が竜馬よりも先輩」というのがあるけれど
いつの間にか実力的には追い越されちゃってたんですね。
このあたりはちょっと唐突な気がしたので
もう少し説明というか説得力がほしかったなあ、と。

そして「巴武蔵を演じなければならない」ことに
彼が苦悩しているのが非常に特徴的なところ。
原作漫画での武蔵は「ムードメーカー」であり
「最期の自己犠牲」がとにかくフォーカスされがちなキャラだったし
そう考えると本作の武蔵は明るく振る舞い続けて死ぬことを約束された
悲しい道化的なキャラと言えるのかもしれないですね。

そして『デビルマン』のジンメンや『マジンガーZ』のグロゴスG5、
OVA真ゲッターのインベーダーなどの系譜で
ダイナミックプロ作品ではお馴染みとも言える
「人間を生きたまま捕らえる」不進化体が現れて次回に続く。
これまでの不進化体のデザインは
「ゲッターの姿を摸している」ことが強調されていましたが
今回は映画『宇宙戦争』とかそっち系統の王道エイリアンっぽい感じですね。
例によってまたまた擬態しそうな感じではありますが。

そんなこんなで次回に続く。
武蔵という時点で死亡フラグが立ってしまっているんですが
本作の武蔵は登場人物の中でも敷島博士(息子)と並んで
常識的で親しみやすい人物だと思うので
彼には是非とも平行世界の呪縛から解き放たれてほしいなあ。

  
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清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第14話」 感想

単行本の第2巻も無事に発売となった
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第14話。

というわけで今回も前回に引き続き戦闘はなく
研究所での各キャラの動向を描きつつ世界の謎に迫っていく展開。
それにしても本作のムサシは非常に親しみやすくていいキャラですね。
3号機パイロットはムードメーカー的な役割を担うことが多いけど
本作のムサシはそれ以上に年相応というか
学生らしい等身大の明るさがある気がします。ああアジフライ。

そして隼人が研究所のコンピュータに侵入する中で
平行宇宙の「恐竜帝国」や「百鬼帝国」の存在の他、
まさかの「第三次オリオン大戦」の語句が登場し
最初の宇宙≒原作漫画の宇宙? をはじめとする無数の宇宙が
ゲッターエンペラーによって消滅してしまっていた……
というショッキングな事実が明らかに。
平行宇宙を持ち込んできたあたりで薄々そんな気はしていましたが
このあたりは完全に『真マジンガーZERO』的な設定だなあ、と。

それにしてもここで思いっきり『サーガ』に踏み込んできましたねー。
原作漫画(と思われる)世界がエンペラーによって消滅してしまった、
というのは賛否両論を巻き起こしそうなかなりの冒険だと思いますし
この設定のまま『DEVOLUTION』が続いていけば
原作で結局語られることの無かった
エンペラーの目的、進化の果てにあるものは何か、
という部分に踏み込んでいかなくてはならないので
そのあたりは楽しみでもあり不安でもあるところ。

あ、それと先日発売した単行本の2巻ですが
1巻ほどでは無いにせよセリフの差し替えや細かい加筆がちらほらありますね。

 20170114-1.jpg
 20170114-2.jpg

何だか間違い探しをしてる気分になってきました。

  

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清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第13話」 感想

単行本の2巻が来月発売となる
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第13話。

前回で一つの戦いが終わったということで
今回は戦闘シーンなどはない静かな展開、といった印象。
ランドウ氏が名前の通りに敵対フラグを順調に立てており
早乙女博士との会話では怪しさ抜群。
「世界を意のままに操作している何者かがいる」というのは
そのまま前回言及された「竜馬の主人公性」へと
繋がっていくんだろうなあ、と。

また「ゲッターロボに憧れている少年」というモブ役で
ファンサービス的に一文字號と彼の母親が登場。
肝っ玉母ちゃんの経営する酒屋の息子、という設定はそのままだけど
年齢的には原作漫画とはちょっとズレがある感じかなあ。

ところで竜馬がゲッターの存在を全く知らなかったことを考えると
民間人の號と母親がゲッターを知っている、というのは
ちょっと違和感がありますね。
作中でどれくらいの時間が経ってるのかは分かりませんが
いつの間にやらゲッターの存在が
民間レベルにまで周知されたってことでいいのかなあ、と。

そしてラストではまさかの「二人目の竜馬」が登場。
いやーこういうのが出てくると一気に平行宇宙っぽくなりますね。
「DEVOLUTION」は序盤に平行宇宙に言及した割には
ずっと大人しい展開が続いていたので
ようやく「らしい」ストーリーになってきたなあ、と。

というわけでここに来て平行宇宙設定ならではの物語が動き出し
話が一気に進んでいきそうな感じの「DEVOLUTION」。
正直ここ数話の展開は「竜馬が悩んだ末に吹っ切れる」というのを
ダラダラやってただけなので
どうにも話にノれない感じだったんですが
やっと面白くなってきたなあ、と。

  

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清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第12話」 感想

研究所を目指す不進化体を竜馬のゲッター1が破壊する
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第12話。

というわけでいつの間にやら第12話で
無事に連載1周年を迎えた「ゲッターロボDEVOLUTION」。
正直ストーリー的には今回はほとんど進んでいないというか
「前回追いかけた敵を倒しました」だけなので
予定調和で何だかなあ、な気分になってしまったり。

やっぱり清水×下口コンビの作品はテンポが悪いというか
なかなか話が進まないのが難点ですね。
月刊連載だからなおさらそんな感じ。

ともあれ悩む竜馬の話も今回でとりあえず終了。
次回からは新エピソードに入りそうだし
蘭童≒ランドウ氏の不審な表情も気になるところ。
ともあれスピード感とダイナミズムあふれる新展開に期待したいところです。

また今回の精神世界(?)でのミチルとの会話の中では
竜馬の主人公性、特殊性が示されており
このあたりが今後のポイントになりそうな感じ。

「主人公のために世界が存在し、その自意識により世界のほうが変質していく」
という余りにも正当派な「セカイ系」(私この言葉嫌い!)に
踏み込んでしまったことには言いたいこともあるけれど
石川賢氏による「ゲッターロボ・サーガ」のゲッターの進化が
最終的に個から全、大いなる意思となっていったことを考えると
流竜馬という個人の認識による世界の変質を示唆している本作は
正しく「DEVOLUTION」なのかもしれないなあ、と思ったり。

そんなこんなで次回に続く。
話数的にはそろそろ2巻が出そうな感じだね。

  

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