永井豪 「デビルマンサーガ 第67話」 感想

白縫さんや国軍省の乱入によって戦いに勝利すると同時に
秘密を話さなくてはならない状況に追い込まれた勇希の苦悩が描かれる
『デビルマンサーガ』の第67回。

というわけで今回は国軍省の面々と勇希の会話が中心の展開。
会話がメインなので物語的には動きは無いけれど
国軍省、勇希の両者がこれまでの状況を整理することで
読者から見ても現状が分かりやすくなった雰囲気。

特に「この国の人々を守ろうとして戦った」勇希の行動が
彼が嫌っている軍人と同じもの、というのが指摘されたのは興味深いところ。
これまでの勇希は完全に巻き込まれ型で衝動的な行動が多く
自分を省みる、客観的に考える余裕がなかっただけに
この指摘は今後の勇希の指針にも大きく関わってきそうだなあ、と。

そんなこんなで次回に続く。
それと先日発売した単行本7巻ですが
表紙は魔将軍レイという意外なチョイスでしたね。
作中ではまだ目立った活躍の無い彼女ですが
ド迫力の見開きページがあったりとかなりプッシュされている感じなので
今後の活躍が楽しみです。

  

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劇場版マジンガーの応援上映に行ってきたよー。

というわけでかれこれ1ヶ月近く前の話になってしまいましたが
先月2/7に地元のMOVIX仙台で行われた『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』の
応援上映、「大“Z”叫応援上映会」に行ってきました。
こちらが応援上映限定の入場者プレゼントのA4ポートレイトです。

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自分はこういう応援上映に参加するのは初めてで
公式サイトの指南書を見ながら戦々恐々としつつも楽しみにしていたんですが
いやー蓋を開けてみれば本当に予想外の雰囲気というか
応援上映というイベントの弱点がモロに出ちゃってたなー、という感じでした。

ぶっちゃけて言うと「人が少なすぎた」んですね。
会場の収容人数が278人なのに対し観客は自分を含めて10~15人程度。
しかもほとんどの人がバラバラの座席に散らばっていたので
もう声を出すとかそういう雰囲気じゃ無かったんですよ。
なので普通に観て普通に楽しんで来ちゃいました(鑑賞4回目)。
入場の際も特に説明などはありませんでしたし
特典のポートレイトが無ければ応援上映だと分からないくらいでした。

応援上映は映画鑑賞というよりも一種のイベント、お祭り的な性格が強いので
まず人が集まらなければどうにもならないんだなあ、としみじみ感じましたね。
首都圏ならキャストや制作スタッフが参加するなどのアピールポイントも有り
多くの人を簡単に集められると思うんですがやっぱり地方はそのあたりが弱いですね。
全国開催自体に無理があった……と言ってしまうのはちょっと寂しいですが
人が集まる土壌がないとやっぱり盛り上がるのは難しいと思います。

というわけで思っていたのとは全く違う雰囲気を味わってしまったんですが
観客が少なかったぶん非常にリラックスして観ることが出来ました(本末転倒)。
地元での上映はもう終わってしまったので早くブルーレイを出してほしいですね。

あ、それと平日の17時台という時間もまずかったと思います。
マジンガーの客層は社会人がほとんどだと思いますし
1/30にいきなり「1週間後の平日夕方に応援上映やるよ」と言われて
簡単にOKを出せた人はかなり少なかったんじゃないかと思います。
自分も青森旅行に合わせてタイミング良く休みを取ってなければ無理でしたし
偶然が上手い具合に重なって行けたようなものです。
せめて半月前、欲を言えば1ヶ月前にはアナウンスがほしかった……!
という人はかなりいたんじゃないでしょうか。うーん。

  

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清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第24話」 感想

世界が崩壊してゆく中、無数の不進化体に対し
たった一人で抵抗する竜馬の戦いが描かれる
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第24話。

というわけで「謎解きは前回で全て終わった!」
「あとはこの世界での最後の戦いだけだ!」とばかりに
大暴れする竜馬クン+ゲッターの戦いっぷりが今回の見所。
文字通りに喰われながらも抵抗を続け
ラストでは悪魔的な翼を生やすゲッター1が出現、と
話の流れはどこかで見たことがあるというか
ぶっちゃけてしまうと「あ、これエヴァ劇場版だ!」となってしまうんですが
今回の描写はもう確信犯(誤用)的な感じもしますね。
この流れで思い出すなっていうほうが無理な話です。
本作は連載の初期からエヴァっぽいエヴァっぽいと
結構いろんなレビューサイトで言われ続けていましたが
そうした評価に対する開き直りというか一種の意趣返しなんじゃないでしょうか。

ただ少し引っかかってしまったのが
「仲間や居場所が出来た」と爽やかな笑みを見せる竜馬クンの一コマ。
正直本作の根暗な竜馬クンにここまで言わせるような
交流、友情があったかというと説得力に欠ける感じがするなあ、と。
世界への愛着、友人たちを守りたいという想いをここまで強調するのなら
そのあたりの1話完結的な積み重ねのエピソードがもう少しほしかったところです。
特に武蔵や敷島博士は常識人で親しみやすいキャラだったので
彼らを絡めた日常回がもっと見たかったですね。

そんなこんなでここ数話で一気に急展開を迎えている『DEVOLUTION』。
ちょっと謎解き重視でサクサク進みすぎてる感じはしますが
今回の竜馬クンの決意と戦いっぷりは「主人公」に相応しいものですし
その「世界の主人公」にゲッターがどう応えていくのかが楽しみなところです。
さあ行くぞ! エンペラーの進化はこれからだ!

  

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永井豪 「デビルマンサーガ 第66話」 感想

シレーヌと国軍省の介入によってビビカに勝利し
ひとまずの危機は去った感じの『デビルマンサーガ』の第66回。

いやーそれにしてもよくよく考えたらケダマン戦から
ずっとノンストップでバトルが続いていたんですよねこれ。
亀井教授には逃げられて目的は果たせなかったけれど
勇希もここでようやく一息つけるのかなあ、と。

そして勇希の行動を訝る美紀ちゃんを
了がフォローするシーンが印象的なところ。
たとえ演技とは言え了と美樹ちゃんが親しげに話しているというのは
なんとも新鮮ですね。
『サーガ』では3人は幼馴染みだったようですが
このあたりの過去話なんかももっと見てみたいなあ、と。

それにしても勇希(アモン)と白縫さん(シレーヌ)は
お互いのことを案じていたりキスシーンがあったりと
傍目から見ると完全に浮気状態ですね。
何も知らない美紀ちゃんもかわいそうですが
アメリカで白縫さんのことを真摯に想っている貝坂が
ほんと不憫になってきます。
たまにはカイムが報われたっていいじゃないか……!

そんなこんなで次回に続く。
ところで今回はキャラのタッチが少し変わったような気がしますね。
先日から始まった『激マン! Z&グレート編』に合わせて
スタッフの再編成があったのかなあ、と。
あちらは『講談社版マジンサーガ』などに近い石川賢タッチですね。

  

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「DEVILMAN crybaby」 第3話~第4話 感想

■■■第3話「オレは撮ったんだ!」■■■
サブタイトルからも分かるように『crybaby』オリジナルのキャラである
長崎を中心としたストーリーが展開する第3話。
デビルマンをカメラに収めた彼を明と了が追う……というのが話のメインであり
第2話に続いて今回もオリジナル要素が強い感じですね。

また後半の盛り上がりとしてゲルマー戦が描かれているんですが
入浴中にゲルマーに襲われ操られる美樹ちゃんや
ゲルマーが熱で小さくなったところを倒す流れなど
原作の要素はしっかりと押さえつつも
長崎が入ることで戦いの舞台やシチュエーションが
全く異なるものになっているのが面白いところ。
ゲルマーの水を口移しで吸い取って美樹ちゃんを助ける、というのは
『crybaby』では珍しく原作よりもヒロイックな部分が強調されたシーンですね。
個人的には格好いいので非常に好みです。

そしてミーコの本名が「ミキ」であるという
大きなアレンジが明らかになったのも第3話のポイント。
彼女のコンプレックスを刺激する上でこれは巧い設定だなあ、と。
「おーなるほどそうきたか」と思わず膝を叩きたくなります。

ところで『デビルマン』のアニメが存在する世界観なのに
「不動明」でネット検索しても0件なんですね。
あくまで『crybaby』の世界に存在するアニメなので
明も了も出てこない話になってるってことでしょうか。

それにしてもこのアニメは毎話必ずラップが入りますね。
大人の事情というか何かノルマでもあるんでしょうか。

■■■第4話「明、来て」■■■
第4話は明の家族愛を軸にしてジンメンとの戦いが描かれる展開……
というわけで1話まるまるジンメン編。
ジンメンに吸収されるのがサッちゃんではなく明の両親となっているという
OVA版『妖鳥死麗濡編』同様のアレンジがされており
それに合わせて海外で働いている両親の心情などを
ガッツリと描いているのが非常に新鮮なところ。
このあたりは尺の関係もあってOVAではあまり掘り下げられなかったので
牧村家の団欒エピソードなども踏まえてしっかり家族の絆を描いてくれたのは
全10話の長編シリーズならではの強みですね。
ここまであまり意味を感じられなかった明の陸上部設定もようやく活きてきた感じ。

そしてジンメン戦も舞台が飛行場になったことで多国籍感を出していたり
覚悟を決めた両親の姿が本当にカッコよかったり
明が「泣き虫」であることがここでも強調されていたりと
本作ならではのアレンジを加えつつも
原作のツボはしっかりと押さえているのが嬉しいところ。
甲羅を殴ったあとに指でそっと瞼を閉じるシーンはやはり外せないですね。
アレはもう誰がアニメ化しても同じにしか出来ない、
と言っても過言ではないくらいの名演出だと思います。

ただ「デスマスク」のセリフを了に言わせてしまったのは
わざとらしさが強くてどうかなあ、と思ったり。
原作のジンメン編はラストのあのナレーションが
恐ろしいほどの余韻を持たせているんですが
わざわざ了に言わせたせいで「え、ここでそれ?」的に
ちょっと拍子抜けしちゃったんですね。
もともとジンメン編は了が絡んでこないエピソードですし
彼の存在を持て余しちゃってるようなところもあるなあ、と。

ところで3話~4話は携帯のGPS機能が小道具として妙に活躍していましたね。
このあたりにはちょっと違和感を覚えてしまったんですが
家族の居場所とかそんないちいちGPSでチェックするものなんでしょうか。

  

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Author:下駄
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