OYSTER 「超可動ガール1/6 2巻」 感想

四コマ漫画を中心に活躍中のOYSTER氏のストーリー漫画
『超可動ガール1/6』の第2巻が発売。

基本的なキャラや設定の紹介を兼ねていたため
どちらかと言えばストーリー重視だった1巻に対し
今回の2巻は笑いの要素が多めになっている印象。
特に「おたのしめよォー!!」や「後ろ向きに自信満々」などの
勢いのあるシュール系ギャグは『男爵校長』『光の大社員』などでも見られた
OYSTER氏の得意とするネタだなあ、と。

また1巻では主人公・春人とノーナの交流で話が進んでいたけれど
今回は女勇者フィギュア・ベルノアが中心となるエピソードが多く、
ノーナとベルノアが春人を取り合うという
まさかの「ハーレム系漫画」的な部分もちらほら。
このあたりの絶妙な初々しさを感じさせる流れは
今までのOYSTER氏の作品にはあまり見られなかった部分なんじゃないだろうか。
ラストの3巻への引きも王道の少年漫画っぽくてちょっと新鮮。

そんなわけで様々な要素を詰め込んで
「OYSTER氏の新境地」的な部分も出てきた本作。
まだまだ謎が多いストーリーだし
長く楽しめる長期連載になってくれると嬉しいなあ。

  

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