OYSTER 「光の大社員 5巻」 感想

約8年間の長期連載となっていた「光の大社員」が今回の第5巻で堂々完結。
後書きによれば「5巻くらいで終わりにしよう」というのは前々から考えていたらしいし
すでに来月(12月)からの新連載も決まっているしで本当に円満終了って感じだなあ。
単行本で「割とすぐに新連載が始まります」って報告出来るのは
なかなか無いんじゃないだろうか。

そんなこんなの最終巻、冒頭のシュールな大社員ネタをはじめとして
忍者係長とすずなさんの関係に決着がついたり
オモチャ会社ネタのお約束とも言える自社ゲーム「アルクメXX」が登場するなど
いつもの雰囲気の中に集大成っぽいエピソードもちらほら。
個人的には「13時間後の目覚まし」ネタがとにかく超正統派のギャグでお気に入り。

また95話からの流れは「全100話で終わらせる」という
それ自体が1つのネタになっており
帯に書いてある通りまさに「怒涛のクライマックス」的な展開。
こういう繰り返しがしっかりとギャグとして成立するというのも
冒頭ページがお約束として定着してる長期連載ならではって感じだなあ。

そしてOYSTER氏のファンとして見逃せないのがカバー下の描き下ろしおまけページ。
アリカさん! アリカさんじゃないか! 超久しぶり!

   

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