「サイボーグ009 conclusion GOD’S WAR 第13話」 感想

ブリテンを主人公とする「幽霊劇場」の後半となる
「サイボーグ009完結編」の漫画版第13話が更新。
単行本2巻の発売も決定したみたいだけど今回はどこまで収録するんだろうか。
1巻は値段的にかなりキツかったし
もうちょっとページ数増やしてくれると嬉しいんだけど。

そんなわけで今回は小説版中巻のP214~P253までの漫画化。
基本的には原作通りに進んでいるんだけど
エリック警部との会話とマイクの死の間の展開(P218~P228)がごっそりと削られており
ストーリー運びがかなりすっきりしたものになっている印象。
この部分は正直たらい回しストーリーだったからなくても全く問題ないんだよね。
ブリテンが猫になったり大鷲になったりという能力を見せる数少ない場面だから
そこらへんはちょっと残念だったりするんだけど。

他にも複合幽霊体が「007」とはっきり名前を呼んでいたり
小説では終盤まで「黒い合成樹脂」としか書かれてなかったものが
最初から「ヒールの欠片」と警官たちによって言及されていたりと
これまでのエピソード同様に読みやすく、分かりやすく噛み砕かれている印象。
このあたりは小説と漫画の違いなんだろうなあ。

そして次回からは008を主人公とする「深海ピラミッド」がスタート。
舞台が宇宙+深海ということで
今までとは違ったビジュアルを見せてくれそうで楽しみ。

  

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