セイクリッドセブン 第04話 学園祭のオニ 感想

「困ったことはなんのその! 我々ヒーローズがズバッと解決!」

……うーん、どこから突っ込めばいいんだろう今回の話は。
と思わず頭を抱えてしまった「セイクリッドセブン」の第4話。
畳み掛けるような面白展開にも関わらず完全なギャグアニメには決してならないという
まさに絶妙なバランス。
こういう「何でもアリ」なノリのアニメは本当に観てて楽しいね。

学園に現れたアシの騒動によって
それまで疎まれていた主人公がクラスメイトたちに認められる……
という部分だけを見れば非常に正統派なストーリーなんだけど
「ナイスコスプレだよ丹童子くん!」という若菜や「オペレーション・ミラーフォース」など
どこかズレているキャラたちのセリフや反応によって
「セイクリッドセブン」らしい面白さが生まれているエピソードだったなあ、と。
それだけにラストのオチがちょっと弱かったのが残念な気も。

そして今回のMVPは何と言ってもガンタンクエンゲージメントスーツを駆ってノリノリの鏡。
いろいろと素が出ていた……というか彼にとってはいいガス抜きだったんだろうね。
「ずっとルリのヒーローになりたいと思っていたけれどその力が無く、
ぽっと出のアルマに嫉妬している」彼は今回ヒーローになれて大満足だったはず。
このあたりのアルマとの関係はサブタイ的に次回「心のカガミ」で語られることになるのかな。

ともあれ今回の事件をきっかけに
孤立していたアルマが「隠れた面白キャラ+いじられキャラ」の地位を
クラス内で確立していくんだろうなあ……などと思うと微笑ましくも思ったり。

   

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