オオカミさんと七人の仲間たち 第11話 感想

第11話「おおかみさんと羊の毛皮を着た狼」

羊飼の奸計により御伽銀行の面々は分断され、大神さんは囚われの身となった。
だが、多くの危機を乗り越えてきた仲間たちがこれで終わるはずはなかった。
辛くも難を逃れて集結した御伽銀行メンバーは反撃の狼煙を上げ、
更にこれまでの依頼で稼いだ「貸し」をフルに使い
桃ちゃん先輩や豚田三兄弟と共に一大決戦へと向かう。
一方、いち早く鬼ヶ島高校に辿り着いた亮士くんは、
大神さんを助けるべく羊飼士狼に一騎打ちを挑んでいた…。

これまでのゲストキャラの多くが再登場し、
皆で鬼ヶ島高校に突撃するという総力戦の様相を見せた第11話。
何と言っても今回目に付いたのは作画レベルの高さ。
実質クライマックスということでかなり気合いが入っていたのかいやあ動く動く。
鬼ヶ島高校前での大バトルでは敵味方10人以上が入り混じってるのにもかかわらず
みんな個別にしっかりと動きまくってたし
亮士くんと羊飼の一騎打ちも緩急+ダイナミックな視点でぐりぐりと魅せてくれたし
まさに格闘バトルアクションアニメ(を、自分は期待してた)の面目躍如。

前回の悪い予感が当たって大神さんが単なる「守られヒロイン」になっちゃってたり
結局亮士くんも格闘キャラかよとか羊飼お前何したいんだよとか
御伽銀行側も羊飼側もこいつらパフォーマンスでもしてるのかよ本気でやれよとか
ストーリー面ではいろいろと残念だった展開や「?」と思ってしまうところもあったけど
これだけ動いてくれればもうどうでもいいや。
やっぱりアニメは動いてナンボだね!

と半ば投げやりなまとめ方をしたところで次回はいよいよ最終回。
これ以上話を掻き回されても困るし羊飼は放っておいて
「いつもの御伽銀行」を見せて堂々完結、ってことになるんだろうなあ。
というかそうじゃないと困る。

   

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