オオカミさんと七人の仲間たち 第08話 感想

第08話「おおかみさんとねずみの嫁探しとやっぱり豚はこういう扱い」

学園に立てこもる凶悪テロリスト「三匹の豚」。
対するは大神さん、亮士くん、りんごちゃんの御伽学園選抜メンバー。
大神さんたちは「三匹の豚」に対抗すべくフル装備で挑むが、
完全アウェイ状態の状況に加え、三つ子である「三匹の豚」の抜群のチームワークにより
大神さんたち三人は徐々に追い詰められ、そして脱落してゆく…。
だが、それは本編とは全く関係無かった!

いつもと違う映画予告風のアバンタイトルといい
大神さんの過去や羊飼といった本筋部分には全く触れないところといい
忠太郎とハーメルがあたかも視聴者のような視点で
「オオカミさん~」の登場人物にダメ出しをしていくストーリー展開といい
本編からやや外れた「スタッフのお遊び」的な部分が垣間見られた第8話。
〝ソウルネームはセバスチャン〟から始まり
えっちなのはいけなかったり手乗りタイガーだったり超電磁砲だったりしたのがその証拠。
「三匹の豚~」を自主制作映画の扱いにしたのもその一環なんだろうけど
「とにかく原作エピソードを消化しなくちゃならない」焦りのようなものを
感じてしまったのは自分の勘ぐりだろうか。

というわけで良くも悪くも制作側の悪ノリが画面裏に見えてしまった今回のエピソード。
テンポはすごく良かったからメタネタ、楽屋ネタが好きな人には堪らないんだろうなあ。
自分もそんなに嫌いじゃないんだけど最後のナレーションの「まさかの超展開~」が
言い訳じみたものに感じられてしまったので「何だかなあ」な気分に。

ところで地蔵先輩より乙姫さんのほうがよっぽど地雷だと思うんだけどどうだろう。
相方(浦島くん/花咲先輩)が女好き/ストイックという正反対の性格だから
そう見えるだけかな。

   

Sponsored Link

コメント (0) | トラックバック (0)