清水栄一×下口智裕 「ゲッターロボ DEVOLUTION 第18話」 感想

もう一人の竜馬の登場によりガッツリと『サーガ』に踏み込んできた感のある
『ゲッターロボ DEVOLUTION ~宇宙最後の3秒間~』の第18話。

というわけで今回は前回に続いていくつかの謎を明かしつつ
「最初の世界=ディメンジョン1」の顛末が語られる展開。
原作『アーク』では年代をはっきりと書かずに
「未来の得体の知れなさ」を出していたのに対して
本作では「2389年」「5166年」とわざと具体的な西暦を示すことで
「物語のスケール感」を出している感じですね。
「ディメンジョン1=原作『サーガ』の世界」なのかは
まだ語られていないけれど
『アーク』の武蔵の話ともさほど矛盾はしていないし
今の所はイコールと考えていいのかなあ、と。

そしてドラゴンを模した敵の登場により
エンペラーが次々と襲い来るゲッターたちを迎え撃つ、という
「ゲッターロボ大戦」的な様相を帯びてきたところで
気になってくるのが「號」の存在。
ゲッター線を使用していない號はゲッターの進化の中ではイレギュラーな存在だし
パイロットの一文字號が既に顔見せをしていることを考えると
ゲッター號は一風変わった形でストーリーに関わってきそうな感じがします。

いやーそれにしてもここ数話で一気に物語が派手になってきましたね。
石川先生の『サーガ』を踏み台にしているかのような設定には
賛否両論があるかと思いますが
下手に萎縮してスケールが小さくなるよりは思いっきりやってほしいです。はい。

  

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