HEROMAN(ヒーローマン) 第15話 リヴォルト 感想

エージェント・ヒューズとの接触は、ジョーイにとって悪いものでは無かった。
センターシティの人々がヒーローマンに感謝していることを知り、安堵するジョーイ。
大統領に掛け合うこと、そしてジョーイたちの自由を約束するヒューズ。
全てが最良の解決へと向かい始めたその時、
自らの兵器〝MR-1〟の最強を信じて疑わないドクターミナミが遂にその本性を現す。

今まで〝人間〟に追われてきたジョーイとヒーローマンが認められ、
更にヒューズという〝人間〟のために戦うという視聴者にとっては開放感のある展開。
…のはずなんだけどあんまり盛り上がらないなあ。
というのもドクターミナミの兵器〝MR-1〟にスクラッグほどの魅力がないから。
格闘メインのヒーローマンとの差を出したかったというのは本編中でも語られてるけど
結果的に敵のレーザーやニードルキャノンを避けるのがメインという
大して面白くもない戦闘になってしまってるのが少しがっかり。
敵と味方が完全に交互に攻撃する〝スパロボ〟的な戦闘は
正直アニメで見せられるとテンポ悪いしつまらないんだよなあ。
ゴゴールとの戦いとかは「格闘VS格闘」でしっかり場面場面での駆け引きが観られたのに。

ついでに言うとアクション回なのに少し作画に違和感があったのも残念。
特にAパートのジョーイとヒューズなんか適当なカットが結構あったし。
TVシリーズの中盤ってことを考えると
このクオリティが維持されてるのは凄い方なんだろうなあ、というのは分かるんだけど。
「サイボーグ009(平成版)」なんかはこのあたりで急に作画がヘタレたんだっけか。

とは言え次回も引き続いてのアクション回、そしてヒーローマン大反撃の予感も。
20秒弱の次回予告だけでも分かるくらい作画凄いよ次回!
今回の不満だった部分を吹き飛ばすくらいの大暴れを見せてほしい。

   

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