最近のスパロボに違和感があるのは並行世界のせいだと思う。

というわけでたまにはゲームの話。

自分は自他共に認めるスパロバー(スパロボファンの意)なんですが
どうにも最近の「スーパーロボット大戦」シリーズには
しっくり来ないというか妙なモヤモヤ感があるんですね。
で、それは並行世界という概念にあるんじゃないかなあ、と。

やっぱりスパロボの楽しさっていうのは
「あのキャラたちが揃って活躍する! あのキャラを使って遊べる!」という
キャラゲーとしての部分にあると思うんですね。

だけど最近は複雑化しているロボアニメの設定を反映してか
並行世界やループ、多元宇宙などを盛り込んだ作品が多く
原作アニメの世界が別に存在することを示唆している作品すら存在しています。

これによってスパロボの登場人物たちは
よく見知っている「あの作品のあのキャラ」ではなく
「原作アニメとは別の世界に存在する見た目が同じ存在」に
なってしまっているんですよ。
これよく考えると酷い話です。ぶっちゃけ別人だって言ってるようなもんなんですから。

これはOGシリーズにも言えることで
並行世界、多元宇宙というネタをどんどん深めていったばかりに
「旧シリーズ」「αシリーズ」などの作品世界がOG世界とは別に存在することが
現在はほぼ確定してしまっています。
だからαのリュウセイとOGのリュウセイは同一人物ではありませんし
IMPACTのキョウスケとOGのキョウスケも同一人物ではありません。
「各作品の主人公たちが一堂に会する!」というのが売りだったはずなのに
並行世界の設定が緻密になるにつれて
結果的に元の作品のキャラとは別人であることを強調するようになってしまった、

という皮肉がここにあるんですよ。

並行世界、多元宇宙ネタを多く使うことで
「誰もが知ってるあのキャラ」とは似て異なる別世界の別人であることを
否応為しに突きつけられてしまっている。

それが自分の中でのモヤモヤ感に繋がっているんじゃないかなあ、と。

相変わらずワケ分からん文章になってきたけど
要はもうちょっと理屈抜きで共演してればいいんじゃないの、という話。
細けぇこと言わずにくっつけときゃあいいんだよ! ガシャーン! ドカーン!

あ、ちなみに私の好きなスパロボは第4次Sα外伝スクコマ1あたりです。
スクコマは世間的には2のほうが評価が高いみたいですが
個人的には悪い意味で普通のスパロボっぽくなっちゃってて正直苦手なのです。
1は200時間以上プレイしましたよマジで。
引き継ぎもないのに10周以上してますから。

Sponsored Link

コメント (0) | トラックバック (0)