蒼樹うめ 「ひだまりスケッチ 9巻」 感想

二人の先輩の卒業とゆの&宮子の3年生への進級、という
大きな節目を迎えた『ひだまりスケッチ』の単行本9巻が発売。

ゆのの入学前、ひだまり荘への入居から始まった本作も
いよいよ卒業を意識せざるを得ないところまでやってきた今回の9巻。
というわけで修学旅行や実家に帰省しての進路の話し合い、そして大学見学など
「高校生生活最後の1年」「間近に迫っている進路選択」
を意識させる3年生らしいエピソードが中心となっている印象だなあ、と。

特に修学旅行編は「ひだまり荘を離れての泊まりがけの旅行」であり
クラスメイトの中山さん&真実ちゃんが出ずっぱりという新鮮さ。
ひだまり荘メンバー以外はセミレギュラー的な立ち位置のことが多いから
ここにきてクラスメイトの二人ががっつり前面に出てきたのは
嬉しい不意打ちといった感じ。ああはしたない。

そして大学見学では「ヒロと同じ大学に進学した」というネタを活かして
まさかの夏目が再登場。
何だかんだで彼女にはうめ先生の思い入れの強さを感じるね。
以前には彼女が主役の短編エピソードもあったし。

そんなこんなで進学を意識して変わりつつあるゆのの周りとは対照的に
「変わらない安心さ」があるのが1~2年生の3人。
特に乃莉ちゃんと8巻で登場した茉里のコンビは
2人とも物事をズケズケとはっきり言うタイプだけに
先輩後輩を越えた独特の距離感があるなあ、と。
これまでの『ひだまりスケッチ』には無かった組み合わせで楽しいね。

というわけで今回も安定した面白さの『ひだまりスケッチ』だけど
気になるのはゆのが亜麻美術大学を第一志望にしている理由が
今のところ「ヒロさんもいるし」という消極的な理由でしかないところ。
『ひだまりスケッチ』はゆのの成長物語としての側面も持っているし
次巻以降はオープンキャンパス等を通して
本当の志望理由や自分が何をやりたいのか、といった深い部分に
踏み込んでいくんじゃないかなあ、と。

  

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「RPGツクール フェス」をやってみての感想とか考察とか。(その1)

というわけで先週ついに発売となった
コンシューマーツクール最新作『RPGツクール フェス』。

 20161128-1.jpg

自分もさっそく購入して
自作RPGの制作に向けていろいろと試しています。
サイトのほうもそろそろまともに更新したいなあ、と。

『RPGツクール フェス』は待望の変数機能が追加されたりと
前作のDSやDS+と比べるとかなり多機能になっていますが
自分はツクール歴だけは長くPCツクールもCSツクールもやってるので
基本的な操作やイベントの組み方にはそんなに問題はなさそうです。

そんなわけで実際に『RPGツクール フェス』を触ってみての
感想や考察みたいなものを何回かに分けて書いていきたいと思います。

(1)マップ制作について

えーといきなりでなんですが
『RPGツクール フェス』のマップエディタはかなり複雑です。
前作の「RPGツクールDS」や「RPGツクールDS+」では
自分で描けるのはワールドマップだけ、
その他のエリアマップ(町や内装、ダンジョン等)は
プリセットを組み合わせて通路で繋ぐ、という仕様だったんですが
今回の「フェス」ではエリアマップも1から描くことが可能になっています。

更に「地形」「地上物(下)」「地上物(上)」の3層を切り替えての作成、
範囲指定やコピー、移動、アンドゥ機能など
PCツクールのマップエディタとほぼ遜色のない機能が搭載されています。
VX系は2層なのでそこだけを見ればPCツクールよりも高機能です。
「DS」や「DS+」と比べるととんでもない自由度の高さです。

つまり逆に言えば
「それらを全てタッチペン操作でやること」
を強要されているわけです。
正直かなりキツいです。

また「オートタイルが設定されているのがワールドマップのみ」
という仕様がエリアマップの難しさに拍車をかけています。

 20161128-2.jpg

上の画像はエリアマップの床チップですが
滑らかな曲がり道や床を描くには
ここから選んでポチポチと打ち込んでいくことになります。
もちろんタッチペンとボタン操作のみで、です。
3DSの画面サイズではチップ一つ探すのも大変です。
……いやーこのチマチマ感はある意味懐かしいですね(擁護)。

そんなわけでマップエディタに関しては
「DS」や「DS+」に比べて遙かに自由度が高くなりましたが
そのせいで面倒になってしまっているなあ、というのが正直な感想です。
ぶっちゃけマウスやキーボードが使えず画面も小さい3DSソフトで
ここまで多機能なマップエディタは自分は求めてなかったです。

ウリである通行設定が床チップには設定できない、
「DS」や「DS+」にあったスポイト機能がなくなっている
(恐らくコピー機能があればいらないという判断)など
微妙に中途半端な仕様も相まって
恐らくマップの作成が本作『RPGツクール フェス』での
一番の壁になると思います。

とにかくここで詰まって先に進めなくなるのが一番怖いので
サンプルマップを加工してオリジナルっぽくでっち上げるのが
効率的な折衷案なのかなあ、と。

ところでマップいじくってる時の話なんですが
タッチペン持っているとやたらと中指がピクピク動くんですよ自分。
何やってるんだろうと自分でも不思議に思ってたんですが
どうやら無意識に右クリックしようとしてたみたいです。
そんなものはないんだよ(血涙)。

  

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永井豪 「デビルマンサーガ 第42話」 感想

デーモン・アーマーの兵士たちを
最強の兵器として各国へ売り込もうとする『デビルマンサーガ』の第42回。

今回はストーリーは大きく進まず
前回のデモンストレーションの続きでデーモン・アーマーを紹介する、という展開。
ザンをはじめとするデーモン・アーマーの兵士たちが
既に実用レベルで配備されている……ということで
もしかしたら作中では結構時間が経っているのかなあ、と思ったり。

というわけで日本の様子は今回は全く描かれずに次回に続く。
世界中にデーモン・アーマーの兵士たちが……という流れと比較すると
日本の勇希パートはスケールが小さいというか何というか地味ですね。
あっちでも早くド派手な大暴れを見せてほしいです。

  

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「RPGツクール フェス」でゲームを作るよー。発売日前日。

3DSソフト『RPGツクール フェス』で
自分が作ろうと思っているゲームの話もこれで3回目。
作品の雰囲気、テーマときて今回は題材の話です。

で、今回の題材は思いっきり趣味に走りたいというか
「自分の得意分野を盛り込みたい!」という気持ちが強くあるんですね。
得意分野を創作の題材にする、というのは
独りよがりの知識自慢に陥ってしまう危険性を常に孕んでいますが
モチベーションの維持や凝った設定、ストーリー展開が出来ることなど
上手くバランス感覚を考えてやれば非常に効果的だと思うんですよ。

で、自分の得意分野というか趣味、好きなものは
いったい何なんだろうなあ……と改めて考えてみたところ
・ロボットアニメ
・萌え四コマ
・グルメ漫画
・ダイナミックプロ作品
・日本の古代史
・民俗学
・妖怪
・SF小説
・宇宙
・カレーライス
etc...

と非常に雑食というか
自分でも何が何だか分からない感じになってしまいました。
自分はいったい何が好きなんだ……?(哲学)

とは言え「歴史」や「妖怪」に関しては
PC版ツクールで制作停滞中の『妖鬼少女』でやっているので
今回は「宇宙」で行きたいと思っています。

ちなみに「宇宙」を題材にすると決めた時に最初に思い浮かんだタイトルは
『天体これくしょん-天これー』だったんですが
誰もが思いつくような寒いネタですし
さすがにKADOKAWAさんに真っ向から喧嘩を売る気は毛頭ないので
脳内で即効ボツになりました。いわゆる悪ノリです。

というわけでここまで長々と書いてきましたが
いよいよ明日発売となった『RPGツクール フェス』で自分が作るゲームは
・ノリは明るく楽しく!
・設定はトンデモ!
・テーマは正当派で普遍的!
・ジャンルは現代ファンタジー!
・題材は宇宙!

な作品です。

ぶっちゃけ自分でもどうなるかは未知数ですが
とにかく楽しんで作っていきたいと思います。
明日からしばらくはエディタとにらめっこの予定です。
その前に発売日にちゃんと届くのかな……。

  

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「RPGツクール フェス」でゲームを作るよー。発売日2日前。

というわけで今週発売の3DSソフト
『RPGツクール フェス』で制作を予定している自作RPGですが
今回手本にしたい作品の一つにアニメ『ガールズ&パンツァー』があります。
これは別に「ガルパンみたいなのを作りたい」というわけではなくて
作品のテーマ・根幹の部分で見習うべきものがある、ということです。

アニメ『ガールズ&パンツァー』はOVAや劇場版がヒットし
最終章の制作も決定している人気作ですが
その設定だけを抜き出してみると
・戦車道という女性による武道が存在する
・実弾を使うけど安全に配慮されているから大丈夫(具体性なし)
・戦車道の試合では戦車たちが街中で大暴れ
・試合で自分の建物が壊された人は保険で新築できるので大喜び
・高校は全て学園艦という船の上にある
・その学園艦の管理・運営は全て生徒が担っている
(大人たちは普通に店を開いたりして生活している)
と非常にツッコミ所が満載なんですね。

だけどそんなところに突っ込むのは野暮というか
観ているうちにそんなことはどうでもよくなってきて
全く戦車に興味が無かった自分でも
TV版を見終わる頃には「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」となり
OVAや劇場版まで消化した後は「ガルパンはいいぞ」と
思考停止するしかないくらいになってしまうんですよ。

じゃあそれはどうしてか、というと
そうした設定とは別のところで
作品のテーマがしっかりと存在しているからなんですね。

ガルパンは一種の現代ファンタジーというか
上記のようにかなり非現実的な設定を持っている作品なんですが
じゃあ作品全体を通してのテーマは何なんだろう、というと
「友情」だったり「青春」だったり「スポ根」だったり
「自分の道を見つけること」だったりと
どれもこれも非常に普遍的なものなんですよ。

お祭り騒ぎの劇場版に至っては
キャプテン翼のジュニアユース編というか
ドカベンのプロ野球編というか
スポーツ物で誰もが妄想する夢のドリームチームを
地でやってしまったようなものですし。

ガルパンは戦車へのこだわりやBGMの効果的な使い方、劇中の細かい小ネタなど
ミリタリー的な部分での評価が前面に出ている作品ですが
あくまでもその部分は作品のエンタメ性を高めるためのおまけであり
メインテーマではないと思うんですね。

誤解を恐れずに乱暴な言い方をしてしまえば
別に戦車じゃなくてもガルパンは成り立つ」んですよ。

これは個人的な邪推ですが作中でのスナフキンミカのセリフ
「戦車道には人生の大切な全てのことが詰まってる、
でも多くの人がそれに気付かないんだ」というのは
そういう評価への皮肉も含まれてるんじゃないかなあ、と思っていたり。

そんなわけで長々と書いてきましたが
自分が今回『RPGツクール フェス』でやりたいのは
「設定はトンデモ! だけど根幹のテーマは普遍的!」な作品です。
その理想がアニメ『ガールズ&パンツァー』です。
芯の部分さえしっかりしていれば
どんなにハチャメチャで非現実的なストーリーだったとしても
しっかりと一つの物語として成り立ってくれるはずなんです。

ちなみに自分が一番好きなのはOVAのアンツィオ戦。
他の試合は「強豪校に挑む弱小校」の構図が
余りにもはっきりしすぎちゃっている部分があるので
アンツィオ戦が一番真っ当に面白い試合だと思うんですよ。
アンツィオの生徒たちがはみんな本当にいい子たちでねぇ……。

いやーよく考えたらガルパンの話しかしてませんね今回。
これツクールカテゴリの記事にしちゃっていいんですかね……?

  

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tag : RPGツクール ガールズ&パンツァー

プロフィール

Author:下駄
RPGツクールとかやってます。
現在はRPGツクールMVで制作中。
ブログでは漫画やアニメの感想とか
いろいろと。

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